見づらくてすみません。もっと、利用しやすくなるように改善して参ります。

睡眠と社会(交代制勤務と健康編)

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睡眠
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この本から睡眠について勉強しています。

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交代制勤務と健康

とても過酷である超時間労働は睡眠不足をもたらし、精神疾患、循環器系疾患などいろんな病気にかかり、

最終的には過労死を招いてしまう危険性があります。

交代制勤務⇒日勤の他に夜も交代で勤務する。シフト制により交代で勤務時間をローテーションする。

交代制勤務は2つの要因から睡眠に直接影響します。

①人間は生まれた時から持っている生体リズムが昼間の覚醒を促進させるので昼間にまとまった睡眠を得ることは難しい。

②騒音・太陽光などの環境条件や家庭内の雑事などによって、睡眠が妨げられることが多い。

結果として交代制勤務者は夜勤後の昼間に5~6時間程度で十分な睡眠がとれてないことが多いです。

しかも睡眠の質も良くないので、心身の疲労も残ったままの悪い目覚めになります。

消化器疾患

交代制勤務者には便秘や下痢、腸内ガスの過剰、腹部の痛み、胸やけなど消化系疾患の罹患率が高いという報告が多く挙がっているそうです。

罹患率(りかんりつ)での比較では日勤従業員よりも2~3倍の確率であるという研究結果もあるそうです。

その他に交代勤務者は消化器性潰瘍(かいよう)の発症もそうです。

イタリアの労働者を対象に行った研究では働き始めてから潰瘍と診断されるまでの期間は日勤者で12年、交代制勤務者では5,6年に縮まっており、実に働き始めてから2倍のスピードで発症する危険性があります。

ドイツでも日勤者と交代制勤務者を対象とした研究がされており、消化器疾患が原因で長期欠勤する確率はここでも2倍違うという報告がされています。

主な原因としては人間は深夜に食べ物を消化することが難しいという生理機構が考えられます。

生活習慣病

産業研究者の研究者の間では交代制勤務者には虚血性心疾患の危険性もあるとの考えを示しています。

虚血性心疾患…動脈硬化の進行で心臓への血の巡りが悪くなり、つまったりする病気。心筋梗塞や狭心症なども含まれる。

スウェーデンの製紙工場での調査では交代制勤務経験年数によって発症の危険性が増加しているとの報告があります。

交代制勤務歴が6年~10年で危険性は2倍!

交代制勤務歴が16~20年で危険性が3倍!

に増加しています。

肥満のリスクについてもBMI値の比較では25以上が肥満とされる中で交代勤務者は26以上になる危険性がとても高くなると報告されています。

BMI値(body mass index)=体重÷(身長)²  
22が標準 25以上になると肥満

心の健康

数の多くの調査において、交代勤務者は神経過敏、慢性疲労、不安、ソワソワして気持ちが落ち着かない、イライラするなどの精神的なっ症状を訴えることが多いことが解っています。

小規模な調査になりますが、性別に関与しているのではないかというデーターも出ています。

日勤から交代勤務に変わった後、抑うつ状態になってしまった人は女性23%に対し男性13%に留まっています。

しかし、今のところ、交代勤務が精神疾患の原因であるという強い根拠はない状態です。

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